台湾の中国語

2019年8月9日

台湾の言葉は中国語なの?それとも台湾語?

台湾では中国語(国語)と台湾語が使われています。

台湾の中国語は繁体字(日本の旧字体)なので日本人にとって筆談が通じやすく馴染みやすいのが特徴です。

台湾語台語と言われる中国の方言のひとつです。
閩南語 と言われることもあります。)

台湾の人口の大部分を占める本省人は日常的に台湾語を話すことが多いです。(特にお年寄りや南部では顕著です)

ですので、中国語ができる方が台湾へ行った時に

現地の人が何を言ってるかがわからない???

ということが起きるので注意です。

ちなみに親日と言われていますので、あいさつ程度の日本語が喋れる人も多いですし日本人とわかると親切にしてくれる人も多いですが、意思疎通ができるレベルの人は生活する中でほとんど出会うことなかったです。
(日本人を相手にすることが多い職業や場所以外の話)

中国との違いは?

中国大陸の中国語(普通語)との違いは

・中国の中国語 → 簡体字
・台湾の中国語 → 繁体字

と書き文字が違うだけでなく

発音も若干違いますし
単語や用法は結構違います。

なので、中国語を聞き慣れてくると
しゃべっているのを聞くだけで

中国人なのか
台湾人なのか

を判別できます。

他にもたくさんある中国の中国語の違いとは?

国民党が台湾に来てからもう60年以上経ちますので、新しくできた言葉や文化などはほとんど違うと思ったほうが良いです。

私が最初に戸惑ったのはお店などで店員さんを呼ぶときです。

台湾では

男性なら「先生~(センスン)」
女性なら「小姐~(シャオチェ)」

と、言いますよね。

それが中国では 小姐 とか言ったら失礼になるらしいです。
知らないで使ってた、怖いw

ではなんて言えばいいのか?
中国人の友人に聞くと

男性は 帥哥 (サイクァ) 意味はイケメン
女性は 美女(メイニュー) 意味はまんまですw

らしいです。
確かにこう呼ばれたらちょっと嬉しいですよねw

※使い分けるのが面倒なら男女問わずに使えるのが服務員です。

まとめ

台湾で中国語は通じます。
でも中国大陸の中国語とは結構違います。

なので100%同じという訳ではないので注意が必要です。

台湾語は台湾の方言で中国語とはまったく違う発音。

日常会話は台湾語で話す人が多いので(特に南部とお年寄り)
もし台湾語で話しかけられたら

「中国語でお願いします。」とか

「外国人なので台湾語はわかりません。」とか

言ってみましょう。

中国語がまったくできない人も心配ありません。
ほとんどのケースで筆談が可能です。

ですので、筆記用具を持ち歩くことをおすすめします。