【高雄 グルメ】昔から通っている客家家庭料理の人気店「興中客家菜」

興中客家菜

パソコンを新調したら環境移行に思ったより手間取ってしまって、更新が止まってしまってスイマセンでした。100%元通りにはまだなっていないのですが、ブログを書けるまではとりあえず復活しましたのでまた再開します。拙い食レポ中心ですが、これからもよろしくお願いいたします。

というわけで、今回は私の家族が昔からよく食べに行っている客家家庭料理の「興中客家菜」の紹介です。

客家菜の興中客家菜

客家菜という名前のお店は高雄にはあちこちにあります。そもそも客家菜は客家人の家常菜(日本語でいうところの客家人の家庭料理)ということです。

前に同じ客家菜のお店「新莊客家菜」を紹介しましたが、「興中客家菜」の支店か、のれん分けか、と思っていましたが、聞いてみると興中客家菜の老闆の妹さんが新しくオープンしたお店ということでした。

なるほどね、だからあんなに美味しかったんだと納得しました。

「新莊客家菜」の記事をまだ未読の方はこちらもどうぞ

基本の味というか、味付けの方向性は兄妹店だけあってすごく似ています。お店自体は「新莊客家菜」のほうが 新規オープンしたお店なので奇麗ですが、お店の規模は小さいです。「興中客家菜」は家の近所ですし、お店もちょっと広いです。ですが、人気店なので混んでいることが多いです。

興中客家菜のロケーション

四維路三路と忠孝二路の交差点そばにあります。 四維路はとても道幅が大きい道路ですが、 場所的には寒軒國際大飯店の近くで同じ側にあります。(以前は興中路で営業していたのですが、数年前に今の場所に移転しました)

最寄り駅は捷運三多商圏站です。徒歩ですと約10分くらい掛かると思います。

お店の近くには世界一になったパン屋さん「吳寶春の高雄本店」がありますので、ついでに行ける距離です。

外観とお店の雰囲気

お店の外観はよくある台湾の家庭料理風です。四維路は街路樹が植えてあるので昼は見にくいかもしれませんが、夜は看板が光っているので少しは見つけやすいかもしれません。

興中客家菜

左側がレストランスペース、右側が調理スペースです。1階にはテーブル席が4つ。2階にはもっと大きなテーブル席があるので大人数でも対応可能のようです。大人数の場合は予約していくのが吉。

興中客家菜

写真が貼ってありましたのでよく見ると韓国瑜!!いろんなお店に来てますねw

興中客家菜

メニューと注文方法

注文方法はオーダーシートにチェックして渡すシステムです。中国語ができなくても安心なシステムですが、このお店のよくないところはメニューに値段が書いていない!!こと。(大体の料理は100元台です。)

そもそも家庭料理なのでそれほど値段が高いお店ではないですし、何度か行ったことがある人なら大体値段はこのくらいだろうとか、お店の人に聞くことも可能ですが、日本人で中国語ができない観光客だとこれは困ります。そういう意味ではあまり観光客というか、外国人客には優しくないですよね。

ただお店の方は老闆をはじめ気さくで親切です。だからこそ値段が書いてないのはとても残念です。

興中客家菜

メニューは台湾の家庭料理では定番のものプラス客家料理独自のものといった構成です。客家料理は濃い味付けのものが多いので日本人には合うと思います。

本日注文した料理は

薑絲大腸 (豚の腸の炒めもの)

新鮮な腸はプリプリ食感。味付けはシンプルですが客家料理独特のご飯に合う味付けです。

興中客家菜

香炒鶏肉(鶏肉のしょうが炒め)

ショウガがとっても効いていて歯ごたえもしっかりと美味しい鶏肉です。

興中客家菜

芹菜炒鴨腸(鴨の腸とセロリの炒めもの)

鴨の腸は日本人にはあまり馴染みがないと思いますが、これがコリコリとした食感でとても美味しいのです。セロリは日本のセロリほどにくせがないのでほどよくアクセントをつけてくれます。味付けは薄い塩味で素材のうま味が引き立ちます。

興中客家菜

炒絲瓜(へちまの炒めもの)

へちまも日本人はあまり食べませんが台湾ではよく食べられています。へちまは思った以上に栄養豊富で便秘や高血圧予防など効果があるみたいです。これも薄味です。私はもう少し塩気が欲しかったかな?

興中客家菜

塔香茄子(ナスの九層塔炒め)

九層塔は台湾のバジルです。よく鶏肉とか海鮮とかと一緒に炒められます。

私は九層塔が苦手なので食べてませんw

興中客家菜

鳳梨蝦球(エビマヨ)

これはよくあるエビマヨです。台湾独特の甘いマヨネーズが掛かっています。苦手な日本人も多いようですが、私は大好きです。

興中客家菜

今日例湯(本日のスープ)

日替わりのスープです。この日は筍と豚肉のスープでした。

台湾のスープは日本人からするととても薄味なのですが、これは飲料の代わりに飲む感じなのであえて薄味にしてるようですね。素材の味を味わえるスープとも言えますね。

興中客家菜

まとめ

何度も言ってますが、客家料理は日本人の口に合うと思います。また家庭料理ですので、同じ客家料理と言ってもお店によってかなり違います。

私が記事にしている「興中客家菜」と「新莊客家菜」 も同じ家族でも違いますので食べ比べるのも面白いと思いますよ。

まだまだ客家料理店は高雄にもたくさんありますので、また違うお店を紹介していけたらなっと思っています。

お楽しみに~

お店のデータ

店名:興中客家菜
住所:高雄市苓雅區四維三路103號
電話:07-336-8976
営業時間:昼11:30-14:00
     夜17:30-20:30
定休日:水曜定休