【屏東グルメ】屏東で一番有名な老舗火鍋「新園正宗廣東汕頭火鍋」

屏東 新園正宗廣東汕頭火鍋

屏東って?

屏東は屏東市と屏東縣からなり、高雄の南部にあります。台湾でも有名なリゾート地の「墾丁国家公園」や台湾本島最南端の「鵝鑾鼻」、台湾最大の水族館「国立海洋博物館」など多くの人気観光地があります。

屏東は農業や漁業、観光業が主な産業です。
農作物では パイナップルやマンゴー、バナナなどのフルーツが有名です。特に蓮霧は屏東産のものが台湾で一番美味しいです。 黒珍珠や黒鑽石と言ったブランド蓮霧は高級品ですごく美味しいです。
※蓮霧(レンブ)は日本人に馴染みがありませんが、梨のような食感でさっぱりとした甘みのとてもジューシーなフルーツです。

屏東 レンブ

レンブ(蓮霧)は、フトモモ科ジャワフトモモ(学名:Syzygium Samarangense)の果実台湾語では日本語と似ている発音でレンブー「Lián-bū」という。中国語ではリェンウー(注音: ㄌㄧㄢˊ ㄨˋ、拼音: Liánwù)という。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

漁業も活発です。
高雄からもバスでも行ける東港が特に人気です。
クロマグロの水揚げ量はアジアトップですので日本人が大好きなマグロが安価で食べれられることでも有名です。カラスミなどのお土産品もリーズナブルで良質なものが手に入ります。

屏東駅は駅舎が新しくなりました。(問題が色々あるようですが)
屏東市へ高雄からは列車で約25分、車だと約40分くらいと比較的近い場所にありますので高雄から日帰りでも十分遊べる距離です。最近では古民家をリノベーションしたインスタ映えするおしゃれカフェやレストランも増えて若者が多く訪れるような街になりました。

というわけで今回は屏東駅から徒歩で行ける屏東観光夜市内にある火鍋屋さんの紹介です。

新園正宗廣東汕頭火鍋

新園は私が屏東に初めて行った時以来何度も何度も行っているお店です。昔、屏東市内に木箱という火鍋屋さんがあったのですが(今は墾丁に移転)、少人数なら木箱、大人数なら小園と使い分けてました。
どちらも汕頭火鍋という魚介でとったスープの火鍋で、このスープが本当に美味しいのです。
わざわざ屏東まで行ってでも食べたいと思うお店です。

※余談ですが、汕頭火鍋と言えば高雄の美麗駅近くに「汕頭泉成沙茶火鍋」というお店があってこのお店もとても美味しかったのですが、数年前に改装してから味がガタ落ち。まったく行かなくなりました。

ロケーション

屏東観光夜市の中にあります。夜市の中ほどを左折してしばらく行ったところです。
※屏東観光夜市は屏東駅を出て目の前の大きな交差点を右折してまっすぐに進んで徒歩5分くらいです。

屏東 新園正宗廣東汕頭火鍋 地図

メニューと注文方法

人数を告げてテーブル席につきます。
夕食時、特に週末は満席なことがほとんどです。その場合は待つしかないですが、それほど回転率は悪くありません。理想は時間をずらせた方が良いと思います。

メニューは壁に貼ってあります。

屏東 新園正宗廣東汕頭火鍋

↑一份は1皿(1人前)、半斤(1斤600g、ですので半斤は300g)
松坂牛じゃなくて松坂猪肉(猪肉は豚肉です)ってなんでしょうね?w

壁に鹿児島和牛とかのポスター貼ってありますけど、 チャンピオンらしいです。

屏東 新園正宗廣東汕頭火鍋

注文は食べたいお肉の種類と量を伝えます。
今回は霜降り牛肉半斤と羊肉一份にしました。
お肉を注文すると鍋がセットされてスープが用意されます。
このスープが汕頭火鍋独特の魚介類から取られた少し甘みのあるスープです。

↓霜降り牛肉半斤

屏東 新園正宗廣東汕頭火鍋

↓羊肉一份

屏東 新園正宗廣東汕頭火鍋

鍋具材や飲み物は冷蔵庫から取ってくるシステムです。
鍋具材はものによって一皿50元、70元、120元の3種類あります。

屏東 新園正宗廣東汕頭火鍋
屏東 新園正宗廣東汕頭火鍋

鍋のタレ

台湾の火鍋は沙茶醤(台湾の万能調味料)が基本です。
小園にもお店独自の沙茶醤が用意されています。

屏東 新園正宗廣東汕頭火鍋

他にもネギ、にんにく、唐辛子などが置いてありますので自分で取ってきます。
※日本人には沙茶醤が合わないかもしれませんので、その場合は醤油で

今回持ってきたものたち

屏東 新園正宗廣東汕頭火鍋

好きなものを好きなだけ取ってきます。
箸とかお椀とかおたまとかも置いてあるので必要なものは持ってきます。

どんどん鍋に投入します。

屏東 新園正宗廣東汕頭火鍋

どうです?美味しそうでしょ?
実際美味しいんですよね、これが。
お肉も美味しいのはもちろんやっぱりスープが決め手。
さっぱりしているのに味がしっかりしていてグビグビ飲めちゃいます。

そんなわけで今日も満腹でごちそうさまでした。
毎回お約束の残ったスープなどは打包(お持ち帰り)して帰りました。

あ~ほんとに大満足でした。

まとめ

いかがでしたか?

屏東市は台南市ほどメジャーではないですが、高雄から近いということ、日本人があまり行っていなかったということで今後人気が出てきてもおかしくないエリアです。

今回紹介した新園正宗廣東汕頭火鍋を始め、屏東には日本人にあまり知られていない名店がまだまだあります。今後も不定期ですが紹介していこうと思っていますので楽しみにしていてくださいね。

お店のデータ

店名:新園正宗廣東汕頭火鍋
住所:東縣屏東市興市巷13號
電話:08-732-3547
営業時間:昼11:30-15:00
     夜17:00-1:00
定休日:年中無休

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