【台湾スイーツ】正牌白糖粿 vs 老牌白糖粿:自強夜市の白糖粿の名店を食べ較べてみた

台湾には多くの伝統スイーツがありますが、台湾カステラや地瓜球、台湾ドーナツは日本人にもよく知られるようになりました。今回の「白糖粿(バイタンクォ)」は、日本人にはあまり知られていませんが、台湾の人々にとって大人気の一品です。高雄の自強夜市(苓雅夜市)には、2つの名店「老牌白糖粿」「正牌白糖粿」があり、美味しいと評判の老舗です。どちらも白糖粿を主力商品としており、それぞれの魅力を比較しながら詳しく紹介します。

白糖粿とは?

白糖粿はもち米粉で作られた生地を揚げ、砂糖や黒糖を絡めた伝統菓子。外はカリッと、中はもちもちとした独特の食感が特徴です。甘さが控えめで食べやすい一方で、香ばしさとシンプルな美味しさが引き立ちます。日本の「揚げもち」に近い感覚ですが、台湾ならではの味わいが楽しめます。

老牌白糖粿

自強路と苓雅路の交差点のファミリーマート前にいつもある行列、それが「老牌白糖粿」です。日本人観光客にも有名な「南豊魯肉飯」の反対側と言えばおわかりになるでしょうか。グリーンの看板も目に付くのですが、とにかくいつも行列しているのですぐにわかるかと思います。

白糖粿は1個15元ととにかくリーズナブル。老牌白糖粿の特徴は形が少し平べったく、そのためか外側がとてもカリカリで、中のお餅のもちもち感とのコントラストがありました。そしてこれも形のせいなのか、ピーナッツパウダーが多めに絡まり甘さもしっかり感じられる味わいでした。

マップ

正牌白糖粿

「正牌白糖粿」は自強路を高雄85ビル方面に歩いてしばらく行った右側にあるお店です。「老牌白糖粿」と違って観光客はあまり行かないお店で高雄の地元民に愛されているお店です。2店ともに歴史があるお店ですが、「正牌白糖粿」の方が少し歴史は長いようです。

こちらの白糖粿は1個18元です。「老牌白糖粿」は行列の最後尾に並べば良いのですが、こちらはまず番号札を取らなければいけません。番号札を取らずに並んで自分の順番になっても買えませんので注意です。
(実際、私の前のおばあちゃんが番号札を取っていなくて並んでいたようで後回しにされて台湾語でなにやら叫んでいました。)

「老牌白糖粿」と違って俵型の少し大き目な形のものでした。ピーナッツパウダーは甘さが控え目すぎるくらいに控え目なので、甘党の私のとっては物足りない甘さでした。お餅自体はこちらの形からくるものなのか、お餅がもっちもっちで、お餅好きにはたまらない食べ応えがありました。

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まとめ

高雄を訪れる際は、ぜひこの2つの名店を食べ較べてみてください。白糖粿はシンプルながらも奥深い味わいがあり、台湾の伝統スイーツの魅力を存分に楽しめます。「正牌白糖粿」と「老牌白糖粿」、あなたのお気に入りはどちらになるでしょうか?

(ちなみに私的には老牌白糖粿の方が好みでした😀😀😀)

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