【台湾移住】移住先に台湾をおすすめしないワケ

2019年7月29日

台湾移住に失敗する人

台湾にプチ移住しようと考えている方向けに逆の意味でこういう考えで台湾に移住しようとすると失敗するという理由を考えてみたいと思います。

注意
※私自身の経験と感じ方によるものなので参考程度にみてください。
※あくまでこういう方にはおすすめできないという内容で、台湾のここが悪いということをあげつらう意味ではないということをご理解頂けると幸いです。

生活費の安さを求める人

ほとんどの方は海外移住でゆとりのある豊かな生活を送りたいと考えますよね。
私もそうです。

例えば日本で月30万円で生活している方が収入はそのままでに台湾で生活するならば日本よりゆとりのある豊かな生活ができると思います。
そういう意味での台湾移住はありです。

ただ海外移住を考える方の目的として生活費の安さだけを求める方が多く存在します。

そういう目的の方の移住先として台湾は絶対におすすめしません。

台湾へ移住するというと最初に思い浮かべるのは台北ですよね。
生活費の中で一番コストのかかることは住むためのコストだと思うのですが、台北市内でマンションを買おうとすれば億ションが当たり前という都市が台北です。
賃貸で借りようとして日本人が耐えられる程度のそこそこ綺麗なそこそこの広さのマンションを借りようとするならば、日本で言えば東京中心部程度か逆にそれ以上の家賃を覚悟しなければなりません。

これだけでも安さを求めて台湾へ移住するという意味ではまったく魅力的でないということがご理解頂けると思います。

では他のコストも考えてみましょう。

食費もそうです。
台湾と言えば物価が安いイメージがありますよね。
確かに毎食自助餐で安く抑えることは可能かもしれませんが、普通の日本人なら短期間ならまだしも長期間それだけということは不可能でしょう
日本食も食べたいと思うでしょうし、レストランでも食べたいと思うでしょう

ちょっとしたレストランで食事をしたら1食100元以下なんて無理ですし、4人くらいで普通のレストランで食事をすればすぐに1000元以上になってしまいます。

じゃあ、自炊をしようとスーパーへ行くと
キャベツとかの野菜類やきのこ類とかはっきり言って日本と比べて同じか高いものも多いです。

特に日本人が必須な日本の醤油とかそういう類のものは日本からの輸入品なので間違いなく日本よりは高いです。日本人の主食のお米ですが、これも安いお米はありますが日本と同等な味のお米を買おうとすると日本よりかなり高いです。

他に日用品のシャンプーとか石鹸とか、洗剤とか、生活に必要なもろもろなもの。
これらも日本にいる時の同等品を買おうとすると日本の安売り店の価格より間違いなく高いです。

日本の100円ショップのダイソーは台湾にもありますが39元均一です。
日本のユニクロもありますが、台湾のユニクロは日本で買うよりも高いです。

他にも例をあげればきりがないくらいに日本よりも高いものが多いです。

台湾の全部が全部、日本より高いと主張するわけではなく確かに日本よりは安いものも多く存在するのは否定しません。

ただご理解頂きたいのは安さを目的として台湾へ移住しようと考えられる方はもう一度再考してみる必要があるということなのです。

親日だからと思ってる人

台湾は親日だと思っている方がほとんどですよね。
観光で訪れてもみんな日本人に優しいですし、日本語を喋るお年寄りも多くいらっしゃいますし。

確かに中国大陸や韓国、北朝鮮といった反日教育をされている国に比べたら親日かもしれませんが、中国人や韓国人の中にも親日の方もいらっしゃるように台湾人の中にも反日の方もいらっしゃいます。

そして大事なことは台湾人の多くは親日でも反日でもないということ。
ようするに好きでも嫌いでもないという方が大多数だということです。

それは観光でなく生活をしてみればわかります。
そういう場面に実際に合われてたら台湾人は全員親日と思い込んでいる方は間違いなく台湾に幻滅します。

いやいや旅行で何度も台湾へ行ってるから大丈夫!と思われる方もいるかと思いますが、旅行するのと生活するのは全然違います。それは生活してみるとすぐわかります。

台湾イコール親日というステレオタイプの方
こういう方も台湾移住はおすすめしません。

※語弊のないように言っておきますが、台湾人は親日ではないと主張しているのではないです。
大多数の台湾人は親日とか関係なく日本人に優しいと私は思っています。

トイレはウォシュレットじゃないとダメという人

これも最近多いのですが、外国いってまでウォシュレットを求める方。

そもそもですが、日本のトイレって清潔ですよね。
家庭内のトレイもそうですが、レストランとか、観光地とか

イベントとかの仮設トイレでさえそこそこ清潔ですし。

では台湾のトイレ
まずウォシュレットなんて見かけません。

高級ホテルにはあるかも知れませんが、私が生活する中では一度も見たことがありません。

家にはウォシュレットはありませんが、アジアでよくある水が勢いよくでるガンタイプのはついてます。
(慣れるとウォシュレットよりも使いやすいと思うのですが、水しか出ません)

家のトイレはまだ綺麗ですし、洋式なのでいいですが
外のトイレは本当にひどいのが多いです。

そこそこ綺麗な高級レストラン以外のトイレだと

まず汚い、臭い、そして和式が多い。
古いタイプのトイレだとトイレットペーパーは流せません。

そして壁が薄い。鍵もロックできるか微妙。

とにかくそんなトイレがほとんどです。

街中の小規模なレストランでそんな感じです。

これが観光地とかいくともっと劣悪になります。
ドライブインみたいなとこに入ると日本の仮設トレイの猛烈に汚いやつしかありません。

あまりに汚すぎて尿意がなくなるくらい。
備え付きのトイレットペーパーなんてもちろんありません。
当然和式です。

私は男なんでまだ大丈夫ですが、これ女性はどうするの?ってレベルです。

トイレはウォシュレットじゃないと!っていう方には台湾は絶対におすすめしません。

まとめ

移住先に台湾をおすすめできないワケをいくつかご紹介しました。
他にもいろいろありますのでまた追記していきたいと思います。