【台湾生活】ネトフリが観れない!などVPNを使って解決する方法
台湾に限らず外国に行って不便に感じることのひとつはネトフリやアマプラなどのサブスクが観れなくなったとか、paypayなどの決済サービスが起動できなくなったとか、私のようにサーバーのログインをセキュリティ上日本からのアクセスに制限しているとか、日本にいないとできないことが結構あるということです。
それを解決する方法はいくつか存在するのですが、色々試してみてVPNが最も手軽で安価だということに行き着きましたのでシェアしたいと思います。
上記のような件でお困りの方、VPNは利用したいと検討しているがどこが良いかわからないなどの方へ少しでもお役に立てれば幸いです。
※台湾に限らず、どこの国でも汎用的に利用可能であると思います。
↓このようなエラーが出てNetflixが観られない
↓観ることができる映画もあるが字幕に日本語がない
そもそもなぜ外国にいると日本のサブスクが観られないのか?
googleで検索すればわかることですが、簡単に説明します。
郵便ならば消印が押されている場所で投函された郵便物であることがわかりますよね。例えばよく観光地でポストがありますが、ポストに投函された方がどこに住んでいようとその郵便物の消印はその観光スポットのものになります。
インターネットの世界でも同様に台湾でネットに繋げて日本のサイトに繋ぐとこのアクセスは台湾から来てるなってわかるのです。郵便でいうと消印みたいなものがあって、簡単に言えば消印=IPアドレスになるわけです。
IPアドレスには色々な情報があるわけですが、その中に位置情報が含まれています。
日本からアクセスすれば日本から、台湾からアクセスすれば台湾から、アメリカからアクセスすればアメリカからとサーバー側はIPアドレスにて認識、識別しているわけです。
これが外国にいると日本のサブスクが観られなくなる原因です。
どうすれば日本のサブスクが観られるようになるか
とても簡単な原理です。IPアドレスを日本のものにしまえば台湾にいようとアメリカにいようとサーバー側は日本からのアクセスであると認識します。
そしてこのIPアドレスを日本のものに変える方法のひとつがVPNということになります。
位置情報だけじゃないVPN利用のメリット
VPNには上記のようにIPアドレスを任意の地域に変更が可能です。
それと同時にセキュリティの強化も可能です。インターネット通信を暗号化して第三者による情報の漏洩や傍受など防ぐことができます。
公共wifiなど安全性の低いフリーのwifiを頻繁に利用する方は安全にインターネットを楽しむことが可能になります。
VPNを利用するには?無料or有料?
VPNで検索すると様々な情報が出てきます。
VPN接続先には無料のものや、有料のもの。また接続方法も難しそうです。
私は先に無料で利用する方法をいくつか試してみました。
openVPNを利用する方法で無料で有名な筑波大の公開VPNや有料VPNの無料お試しプランも試してみました。
結果、筑波大の無料VPNだと速度が出ずにサブスクを快適に観られるとは言い難く、また接続設定も初心者の方にとっては難解で常用するものではないと感じました。
次に有料VPNの無料プランをいくつか試してみましたが、アプリで接続するので導入はそれほど難しくはないのですが、利用できる国を制限されていたり、速度制限をされていたり、速度が制限されていたりとやはり常用するには使い勝手が悪かったです。
無料のVPNは常用はせずに数回使いたいという方向きであると感じます。
有料のVPNサービス
そこで有料のVPNサービスです。
NordVPNとExpressVPNが大手ですので接続国数で選ぶならこのどちらかにすれば間違いないと思います。
ただどちらも外国企業なのでサポート等々が心配な方は国内企業が運営しているMillenVPNやセカイVPNがおすすめです。
またNordVPNとExpressVPNは最低利用期間が1か月からで30日間返金保証をしているのに対し、MillenVPNは7日間プランからとなっており旅行期間だけ使ってみたいや実際の使い心地を試してみてからにしたいなどが可能、セカイVPNは最大2か月間が無料となっており、無料で使い心地などを十分に知ってから有料で使うなんてことが可能です。
料金的には長期間利用の方が断然安くなるのですが、まだ使ったことがないサービスにいきなりお金をかけるのは不安という方でも各社対応していますので安心です。
ただ個人的には国内企業の方が柔軟なプランが用意されているなという印象です。
そのほかに対応デバイスと同時接続できる端末数が違います。どのVPNもwindows、mac、iphone、androidに対応しているので差はありませんが、同時接続数がNordVPNが6台、ExpressVPNが5台、MillenVPNが10台、セカイVPNが3台となってます。
私が選んだのはMillenVPN
結局、私はMillenVPNを2年プランにしました。
接続のしやすさ、回線速度などを知るために7日間プランで実際に利用してみて満足な結果が得られたこと。それと決め手は2年プランで月料金にすると税込み396円と圧倒的なコスパです。
ほかにも同時接続数が10台と多く、今は使う予定がないですが中国からもVPNが使えるというのも選んだ理由です。
MillenVPNの接続方法
MillenVPNの公式ページよりご自身のOSに沿ったVPNアプリをダウンロードしてインストールしてください。
(windows版で解説します)
1.デスクトップのMillenVPNのアイコンをダブルクリックしてアプリを起動します。
2.最初にログイン画面が表示されるのでメールで送られてきたユーザー名とパスワードを入れてログインする
※このパスワードは自分の設定したパスワードではなくメールで送られてきたパスワードです
3.次回からは「このアプリがデバイスに変更することを許可しますか?」というポップアップが出るので「はい」をクリック
3.VPNアプリが起動するので国(都市)を選らんで接続する
↓起動直後
↓検索窓に「japan」と入れて(tokyoと入れても大丈夫)
↓「tokyo」をダブルクリックもしくはtokyoを選択して接続をクリックするとこのようにVPNに接続される
接続を切る場合は切断をクリック
たったこれだけで日本のサーバーに繋がります。
※不明な点等あれば公式のこちらのページをご確認ください。
MillenVPNの回線速度
googleのスピードテストの結果です。
・VPN未接続の回線速度
・VPN接続TOKYOサーバーの回線速度
VPN接続をすると若干速度の落ち込みはありますが、ほぼ問題ないくらいの速度は出ています。
私はスマホではVPN接続しっぱなしの状態でyoutubeやtiktok、ネトフリを毎日使っていますがVPN接続をしていることを忘れてしまうくらいに快適に使えています。
アメリカのサーバーに繋いで回線速度テストをしましたが日本とほぼ同じくらいの速度が出ていました。
VPNでできること
ネトフリやアマプラなどの動画を観る以外にもVPNがないと困るのがコード決済です。
paypayをVPNなしで起動すると
↑のような表記が出て起動すらさせてくれません。
請求書のバーコード決済やちょっとした送金も使っていたので結構使えないと困ります。
それがVPNでTOKYOサーバーと繋ぐと
↑このように無事起動することができ、支払いも可能です。
そのほかにも契約しているサーバーのFTP接続やメールサーバーの送信設定などセキュリティを重視して日本以外の地域からのアクセスをシャットダウンしているのでVPNで今まで通りの運用ができてとても快適です。
VPNのデメリット
ここまでVPNのメリットをお話ししてきましたが、VPNにもデメリットがあります。
まずはコストです。1か月単位で利用すると一番安い会社のものでも1100円かかってしまいます。長期プランだと月額料金は大幅に安くなりますが、そこまで長期間利用しないという方にはコスト的にどうかはよく検討するべき点ではあります。
次にVPNも万能ではないということです。
というのもIPアドレスが接続先のものとなってもそれだけで誤魔化されないサーバー、サービスもあるということは理解しておくべきことだと思います。
それと私はまだ感じていませんが、今後VPNが浸透し多くの方が利用された場合に速度の低下などが起こりえる可能性があります。もしかしたらVPN接続をしたまま動画を観るなんてことができないくらいな速度低下もありうるということです。(あくまで未来の可能性ですが)
契約する前に上記の点も理解しておいた方が良いと思います。
まとめ
海外生活をしていても日本や日本語に縛られることって多々あります。
それを少しでも解決できるのがVPNです。
月々わずかな費用で日本にいるかのようにネット利用ができ、フリーwifiでもある程度セキュリティが担保されます。
私のような方にはインターネットと共にVPNは絶対に必要なものですのでぜひ導入をご検討ください。
※ご相談やご質問があればコメント欄にお願いします。
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