【環島】台湾一周バイク旅してきた 6日目

台湾一周バイク旅6日目。今日は台湾最北端へ行ってから一気に南下して日月潭までを予定しています。瑞芳から約300kmありますので、台北などの行ったことがあるような都市は素通りします。

さて無事付けるでしょうか?
まずは瑞芳駅へ行って記念写真を撮りました。朝早い時間でしたが、通勤通学の人でにぎわっています。ここからだと台北まで電車だと1時間くらい。通勤圏内なのでしょうか?それとも基隆あたりなのでしょうか?

台湾最北点

瑞芳から基隆を通って、台湾最北端までやってきました。途中、北海岸線を通るのですがこちらの街道沿いには風力発電のプロペラが多く設置されていて雰囲気が今まで走っていた東海岸とはまったく違います。また起伏があまりなく走りやすく意外と早く到着しました。

台湾最北端までは徒歩で行くようになっていて入り口は富貴角公園でした。公園の駐輪場にバイクを停めてから歩いて向かいます。公園内の道は整備されていてとても歩きやすいです。

歩いて約15分くらいでまずはこちらの表示板へ。この先が最北端にある灯台です。

灯台はこぶり。現在は使われていませんが、無料で開放されています。朝早くだったからか、管理者らしき人やほかの観光客もまったくおらず、貸し切り状態です。最北端とかあまり人気ないのでしょうか?

最北端から景色です。やはり天候が悪くてあまり変わり映えはしません。
最西端には今回寄らずに高雄に戻る予定なので、これが最後の最なんちゃら端です。台湾は南北に長い島なので、これで一応最南端と最北端に行ったことがあると言えるようになりました。

日月潭

最北端を後にして、いよいよ西海岸です。日月潭まで残り270kmほど。間に合うかどうか。

今までと違って西海岸ルートはさすがに大都市を通るだけあって整備されています。退屈になるくらいに順調です。

途中での自転車で台湾一周中の障がい者の方に出会いました。脚でこぐ自転車でも台湾一周は相当大変だと思いますが、手で回す自転車です。でも、こちらが思う以上のスピードですごいなあと感心しきりです。

また別の方と出会います。その方は台湾人でU-bikeで台北から高雄へ向かう途中です。U-bikeなのにそんな長旅中とは思いませんでした。ちょっと話して記念撮影。

苗栗を通過して海側から山側に進路を変え南投縣に入りました。苗栗からは畑などが多くみられるようになり、今までと景色が変わり田園風景というか田舎の雰囲気が色濃くなってきます。

山道が多く距離が稼げない反面、景色を楽しむこともできます。いろいろな果物や野菜の畑が存在し、あれはなんだろう?あれはなんだ!とか楽しみながら進みます。

途中、国姓という名前の村があります。国姓と言えば鄭成功なので、その関係なのかな?と思って進んでいると、ありました!鄭成功像が!まったく行き当たりばったりでもこういうことがあるのが旅ですね。

この像のところでバイクを停めて写真を撮っていると後ろに自転車に乗る外国人が!
思わず声を掛けると、最初は英語で、次は中国語で、そしてこちらが日本人だとわかると日本語でおしゃべりをしました。その方はアメリカ人で台湾に住んでいて、台湾に来る前は日本に住んでいた方でした。どおりで日本語がうまいはず。こちらがこんな田舎で日本語を話すアメリカ人に出会うなんて!とびっくりしていると、あちらもあちらでこんな田舎で日本人と日本語で話すことができるなんて!とお互いにびっくりする出会いでした。

その方は埔里にお住まいで今日は台中まで自転車で行って帰ってくるところという話です。もう日暮れも近いので話をちょっとだけしてお別れです。

アメリカ人と別れ、そのあとも山道が続き、ようやく日の入りギリギリで日月潭に到着です。ここは日月潭の入り口付近で伊達邵商店街の反対側です。この旅でようやく綺麗な夕陽を見ることができました。

サン ムーン ティー B&B

日月潭で夕陽を見てから伊達邵商店街へ移動してきました。そして今夜の宿探しです。時間はもう6時過ぎ。マクドナルドはもちろんなくて、コンビニのイートインでも行こうかと思ったら、そこもなくて仕方なく暗くて寒い中コンビニ前で宿探し。指もかじかんで、宿も条件に合うのがあってもクチコミが悪かったりと難航します。娘とあれやこれや言いながら格闘していると、台湾人男性の方からスマホを突き付けられました。

なんだ?と思っていると彼のスマホには翻訳画面で
「何かお困りですか?」
ここでなぜかコミュ障発症して大丈夫ですと答えてほかは何も会話せず。あとで考えると親切に声を掛けてくれた方に対しての態度ではなかったと反省。別に困ってはなかったが、少し話せばよかった。

そんなこんなで、今夜の宿決定。名前をgooglemapで調べると歩いてすぐのところらしい。

ホテルに入るとアゴダからそんな予約は入ってないらしい。え!?そんなことある??

予約画面を宿の人に見せると、違う宿らしい。日月潭なのでサンムーンなんちゃらって宿が多すぎて間違ってしまったみたい。改めて住所をgooglemapに入れるとこの伊達邵商店街ではなく、反対側のさっき夕陽を見た付近らしい。

えええ!ここから15分はかかるんですけど。。。

そんなこんなで到着したのはサンムーンティーBBという民宿。さっき間違えたのもサンムーンなんちゃらBBだったような。すでに宿の方はいない時間なので教えられたパスワードを入力して入ります。

1階は日月潭名物のお茶を中心としたお土産を販売しているショップ。おしゃれな感じです。

民宿には珍しくエレベーターがあります。部屋は2階だったので、必要ありませんでしたが嬉しい設備です。
廊下や部屋もおしゃれで清潔でいうことありません。シャンプー、ボディソープだけではなくコンディショナーもあり、アロマ系のラグジュアリーなブランドのものでした。
また部屋にはお店オリジナルのクッキーとお茶が用意されていて、これがまた美味しくて良かった。

料金的に平均的な価格ですが、お値段以上の満足度です。朝にオーナーさんがいらっしゃってお話をしましたが、観光スポットを教えてくれたり、お店の商品の試飲、試食もさせて頂き、おみやげ用に何点か商品を買いました。

所在が伊達邵商店街ではないので、伊達邵商店街ではなければいけないという以外の方にはお勧めできる宿です。また明日行くのですが、日の出を見るポイントに歩いて行ける立地というのも良いです。

また日月潭に行く際には泊まりたいと思う宿です。

まとめ

この旅で一番長い距離を走った日でした。ただ東海岸のような厳しさはなく、肉体的な疲労はありましたが、精神的な疲労はそこまでありませんでした。それと目にする風景が牧歌的で東海岸で感じた自然の持つ壮大さや厳しさとは違ったものでした。

明日はいよいよ台湾一周バイク旅も最終日です。もはや帰るだけになり少し寂しさもありますが、200km以上を走らなければいけませんので気合を入れなおして臨みたいと思います。

日月潭の日の出を見るために早朝起きなので早めに就寝です。zzz

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