【屏東 グルメ】絶対に行くべきおすすめの店5選【地元で人気の名店】

今回前回と屏東「勝利星村」観光の時に訪問した地元でも人気の名店を紹介します。どのお店も本当におすすめで屏東観光の際にはぜひ行ってほしい店ばかりです。

發財車旗魚黑輪

屏東市内でも有名なこの屋台だったお店は、地元の人たちにすごく愛されている名物「黒輪(オーレン)」(日本語のおでんが語源だと思います)が大人気です。私が初めて訪れたときはまだキッチンカーで、夕方の時間になると現在のお店の反対側に止めて営業していました。

最初に食べたときは美味しすぎて追加して食べたくらいで、無料の味噌汁が台湾独特のダシの効いた甘い味でこれまた美味しくて何杯もおかわりしたのは良い思い出です。

今は先代のおじいさんではなく2代目に代替わりして、キッチンカーではなく店舗を構えるようになりましたが今でもこの「發財車旗魚黑輪」の黒輪が一番美味しいですし、一番好きなお店です。

旗魚黒輪とは?

さてこの「旗魚黒輪」ですが、屏東の地元の名物である「オーレン(日本でいうおでん)」の一種。中でも旗魚(カジキ)の練り物である「旗魚黒輪」は、揚げてあるので外側が香ばしく魚の旨味と中に入っているゆで卵が絶妙です。

注文方法

口頭で注文するスタイルです。老板(店主さん)が店先で調理しているので指さしで大丈夫です。老板はとてもフレンドリーな方です。

旗魚黒輪は1本15元とお手頃価格。おやつにぴったりです。また台湾では関東煮と言われるいわゆる日本のおでんもあります。

↓こちらサービスの味噌汁です。何杯飲んでも無料です。味はダシが効いた少し甘めの味です。

マップとアクセス

屏東駅から屏東観光夜市を抜けて太平洋デパート方面に向かって約10分前後です。

屏東大埔生煎包

台湾といえば小籠包ですが、私的には小籠包よりもこの生煎包の方が好きです。そのためにこのブログでもいくつか生煎包のお店を紹介してきましたが、私的には屏東に住んでいたころに毎日のように朝食で生煎包を食べていたので思い出補正もかかって生煎包なら屏東が一番おいしいという個人的なイメージです。

生煎包のお店は屏東にもいくつかありますが、今回おすすめするお店は「屏東大埔生煎包」です。朝食のお店なので朝早くから営業を開始して閉店前までに売り切れるような人気店です。

↓地元民で行列

私が行った時間はまだ閉店時間より前だったのにちょうど私で売り切れになってしまいました。(台湾語で話していたのでわかりませんでしたが、外国人だったので私の分を前の人が譲ってくれたのかも知れません。雰囲気的にはそんな感じでした。)

行くなら時間的に余裕をもって行ってください。

香ばしい生煎包の魅力

なんと言っても「屏東大埔生煎包」の人気の秘訣は、外はパリッと、中は肉汁が溢れる絶妙な食感の生煎包にあります。店頭には焼き上がりを待つ人々であふれかえり、店先には香ばしい香りが漂い食欲を刺激します一口噛むと、サクサクとした皮の食感の後に、ジューシーな豚肉のうま味が口いっぱいに広がり、たまらない美味しさです。特に、皮の焦げ目がカリッとしており、これがまた香ばしさを引き立てています。
(肝心の生煎包の写真撮るのも忘れて食べちゃいました、すいません画像なしです)

醤油などの調味料がありますのでセルフで入れるスタイルです。唐辛子の入った醤油もありますが、想像以上に辛いのでもしつける際にはほどほどに。

注文方法

まず行列必須です。自分の順番が来たら生煎包何個、内用なのか外帶なのかを口頭で伝えなくてはいけません。あまり外国人観光客が来ないと思われるお店ですので少し注文するハードルは高いお店ですが、よくわからなくても指さしでも伝わると思います。頑張って挑戦してください。

生煎包は1個7元です。小さめなので男性の方なら10個くらいはペロリといけちゃうと思いますよ。

テーブルは見たところ2卓くらいと少なかったです。

マップ

大埔蕃茄盤

よくトマトは野菜か果物かという論争がありますが、私がトマトは果物だと気づかせてくれたお店がこの「大埔蕃茄盤」です。創業が民國35年(1946年)という老舗です。しかも店名のとおり看板メニューは蕃茄盤(ただトマトを一口大に切ってお皿に盛っただけのメニュー)です。トマト盛りで78年ってすごくないですか?

大埔蕃茄盤の特徴:フレッシュなトマトと特製つけダレの絶妙な組み合わせ

「蕃茄盤」は、フレッシュなトマトを一口サイズにカットし、特製の甘辛いタレで楽しむ、台湾南部ならではのシンプルな一品です。ポイントは、お店自慢の特製ダレ。このタレは砂糖としょうがのバランスが絶妙で、トマトのフレッシュさを引き立てます。さっぱりとしているので、台湾グルメを食べ歩く合間にピッタリの一品です。

このつけダレをたっぷり付けて食べてみてください。最初はトマトに砂糖と戸惑うかもしれませんが、ハマると癖になる味です。これ南部独特の食べ方です。

昔はほぼ緑でほのかに赤いトマトでしたが、今は日本同様酸味を抑えた甘くて赤いトマトになりました。でも、日本のトマトより遥かに味が濃く酸味がほどよくて美味しいです。

注文方法

こちらも口頭で伝えるスタイルです。日本語も英語も非対応ですが、指さしで問題ないと思います。

「蕃茄盤」は40元とお手頃価格。テーブル席も少ないですが3、4卓ほどありました。ぼうっと道端の席でトマトを頬張るのも面白い体験だと思います。

江記制粿

粽は日本人でもよく知っている台湾フードですが、碗粿を知っている方は少ないでしょう。「江記制粿」は粽と碗粿だけで50年以上も営業している屏東で人気の老舗です。店舗がリニューアルされてすごく綺麗で外国人でも入りやすいスタイルになっていたので紹介します。

碗粿とは?

碗粿(ワークェ)は、台湾南部の伝統的な蒸し料理で、主に米粉を使って作られます。具体的な特徴や魅力は以下の通りです

碗粿の特徴

  1. 材料:
    • 主な材料は米粉で、米粉に水を加えて混ぜ、滑らかな生地を作ります。
    • 具材には、豚肉、干しエビ、椎茸、ネギなどが使われることが一般的です。
  2. 調理法:
    • 生地と具材を混ぜ合わせ、器(通常は小さな陶器の碗)に入れて蒸します。
    • 蒸し時間は約20〜30分で、完成すると、外はしっかり、内側は柔らかい食感になります。
  3. 味付け:
    • 碗粿には、甘辛いタレや、特製の醤油ダレをかけて食べることが一般的です。
    • トッピングとして、香菜やピーナッツ、唐辛子を加えることもあります。

碗粿の楽しみ方

多様性: 地域によってレシピや具材が異なり、様々なバリエーションがあります。各地で独自のスタイルが楽しめるのも魅力の一つです。

朝食や軽食として: 碗粿は、台湾の屋台や朝食店でよく提供されており、手軽に楽しむことができます。

江記制粿のメニューと注文方法

招牌鹹蛋黄碗粿45元、鹹蛋黄肉粽55元。招牌鹹蛋黄碗粿がワークェで鹹蛋黄肉粽が粽です。どちらも中に鹹蛋(アヒルの塩漬け卵の黄身)が入っています。

注文はカウンターがあるのでそこで注文支払いをします。ドリンクスタンドと同じスタイルなので日本人でも戸惑わずに注文可能です。私は粽と味噌汁を注文したのですが、花生紛(ピーナッツパウダー)をかけるかどうか聞かれました。メニュー表の下に花生紛(ピーナッツパウダー)、香菜(パクチー)、葱花(ねぎ)を入れない場合は先に伝えてくださいとありますので苦手なら抜いて貰いましょう。

店内はおしゃれな感じのカウンターがありました。冷房も効いてます。

↑今回注文した肉粽と味噌汁です。
卓上には豆板醤、にんにくなどの調味料があります。

とろみのある醤油味の餡がかかっています。少しだけ甘じょっぱい味で癖がありません。

↑肉粽の具は豚肉、ピーナッツ、鹹蛋など。もち米がみっちりしていてもちもち食感です。中の豚肉の角煮っぽいものは良く煮込まれていてほろほろでした。

今回はお腹の容量の問題で肉粽だけになりましたが、次回訪問の際には碗粿も食べてみたいと思います。

マップ

成功路沿いにあります。上で紹介した大埔蕃茄盤へ行く途中にあります。

秋林牛乳大王

最後はやはりデザートということで「秋林牛乳大王」を紹介します。お店の場所も↑で紹介したお店たちと比較的近いのもポイントです。

「秋林牛乳大王」は地元の人々に長年愛される老舗のドリンクスタンドで、特にフレッシュなフルーツを使ったかき氷やドリンクが大人気です。観光や散策で少し疲れたときに、甘くて濃厚なドリンクや暑いときにぴったりなかき氷でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

メニュー

店内を入ったところにあるのがこのメニュー表です。左からドリンク類、かき氷類、フルール盛りという区分けはされていますが、とにかくメニュー数が多くて圧倒されます。あらかじめ把握していくのが良いかと思います。

お店はローカル感が満載。地元の人々が毎日のように足を運ぶ、アットホームな雰囲気の小さな店舗です。観光客にとっても、気軽に地元の雰囲気を感じながら台湾らしいドリンクを楽しむことができるのが魅力。カジュアルな雰囲気の中で、ドリンク片手にリラックスできるひとときを過ごせます。

私が注文したもの

メニュー表の前で悩んでいると老板娘(おかみさん)に声を掛けられて、看板メニューでもある「水果牛乳冰(季節のフルーツ練乳かき氷)を激推しされてタピオカトッピングで注文しました。70元+15元の85元でした。

フルーツはスイカが多かった印象。練乳がけっこう多めに掛かっていてかなり甘かったです。練乳なしでもよさげでした。そして量がひとりでは多すぎて食べきれませんでした。2~3人で行ってシェアしてる方が多くみられましたのでそれが正解だと思いました。

マップ

秋林牛乳大王も大埔蕃茄盤、江記制粿の近くです。

食べ歩きにはぴったりと距離感だと思います。

まとめ

屏東の絶対に行くべきおすすめの店5選、いかがだったでしょうか?

屏東には、地元の人々に愛されるローカル店からおしゃれな老舗店まで、豊かな味わいが楽しめるお店が揃っています。伝統的な台湾料理やドリンク、軽食など、訪れるたびに新たな発見があるはずです。どのお店も、地元ならではの温かい雰囲気や丁寧な手作りの味わいが魅力で、台湾の食文化により深く触れられるスポットばかり。ぜひ屏東を訪れる際には、朝ごはんから軽食、スイーツまで、現地のグルメを満喫してみてくださいね。

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