蓮池潭で龍虎塔だけ見て帰るのは勿体ない|すぐ隣に地元民も気づかない絶景スポットがある
高雄の旅行動画をよくYouTubeやインスタで観るんだけど、みんな判で押したように蓮池潭まで行って、龍虎塔をひと通り撮って、はい終了、って感じで帰っていく。
もちろん龍虎塔は高雄の顔だし、あれはあれで見る価値がある。
でも、それだけで帰るのは本当に勿体ない。

龍虎塔の道を挟んだ反対側に登山口がある
意外と知られてないんだけど、龍虎塔の道を挟んだ反対側に登山口がある。
「亀山登山歩道」っていう遊歩道で、山っていうより小高い丘。標高もたいしたことないし、登山靴もいらない。普通のスニーカーで大丈夫です。
観光客はもちろん、地元の人でもここに入っていく人は多くない印象。少なくとも私が行くときは、下の賑わいが嘘みたいに人がいないです。

数分登るだけで蓮池潭の全容が見える
で、この遊歩道を数分登るだけで、視界が一気に開ける場所に出ます。
さっきまでいた龍虎塔はおろか、その先にある孔子廟まで、蓮池潭の全容が見渡せる絶景スポットに出る。
写真で見る蓮池潭って、だいたい地上から撮った龍虎塔のアップなんだけど、上から見ると「あ、こういう場所だったんだ」って構造が一発でわかる。池があって、廟が点在してて、その向こうに高雄の街並みが広がってる。

そして何より、頂上が驚くほど静か。
下は観光バスとスマホを構えた人だらけなのに、数分登っただけで人の声が聞こえなくなる。このギャップが個人的にはかなり好きです。
亀山登山歩道メモ
- 所要時間:往復30分ほど(頂上でのんびりするなら+15分)
- 服装:普通のスニーカーでOK
- 持ち物:飲み物は必須。日中は日差しが強いです
- 入口:龍虎塔から道を渡った反対側
これを知らずに帰るのは、正直もったいなさすぎると思う。
さらに時間がある人は見城館へ

亀山登山歩道を降りた先には「見城館」っていう歴史博物館があります。
鳳山旧城の歴史を紹介してる施設で、建物自体もかなりモダンなデザイン。外観だけでもちょっと目を引きます。

蓮池潭エリアって「廟を見に行く場所」だと思われがちなんだけど、実はこのあたり一帯が清代に築かれた鳳山旧城のエリアなんですよね。
東門・北門・南門は現存していて、歩いて回れる範囲にある。石造りのアーチの門をくぐると、ここが本当に城壁の中だったんだなっていうのが実感できます。


西門跡地には戦時中の遺構が残っている
残念ながら、西門だけは現存していません。

ただ、その跡地は大きな公園になっていて、ここがちょっと独特です。
案内板によると、戦時中は日本海軍の特攻兵器「震洋」の部隊がいた場所らしく、震洋隊の防空壕跡が保存されています。半地下のコンクリート構造で、当時の平面図と立面図まで掲示されている。


正直、蓮池潭に何度も行ってた頃はこの存在を知りませんでした。龍虎塔から歩いて行ける距離に、清代の城壁と日本統治期の戦争遺構が同居してるっていうのは、かなり濃い場所だと思う。
おわりに
龍虎塔だけをさらっと見て帰るのも、それはそれで良いと思います。時間がない旅程ならそれで十分。
でも、もし半日でも余裕があるなら。
- 亀山登山歩道で蓮池潭を見下ろす(往復30分くらい)
- 見城館で鳳山旧城の予習
- 東門・北門・南門を歩いて回る
- 西門跡地の公園で震洋隊防空壕跡を見る
このくらいまでやると、蓮池潭が「写真映えする池」から「歴史が何層にも積み重なった場所」に変わります。
高雄って、こういう「あと一歩踏み込むと全然違う顔が出てくる」場所がめちゃくちゃ多い。
蓮池潭はその代表格だと思うので、次に行く機会があればぜひ登山口の方も覗いてみてほしいです。
この「〇〇だけじゃ勿体ない」シリーズ、続けていきますのでお楽しみに。











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