【環島】台湾一周バイク旅してきた 5日目

台湾一周バイク旅5日目スタート。まずはバイクのオイル交換ランプが点灯しているので、オイル交換に向かいます。台湾はバイクが多いのでバイク屋さんもそこら中にあるので適当にホテル近くのお店でオイル交換を済ませました。オイル交換はオイルの値段によって違いますが、一般的なもので200元(工賃込み)です。オイル単体で買っても1Lで150元以上するのでそれならバイク屋さんでやってもらった方がずっと良いです。そして空気圧やらをチェックしてもらって、この時はお店のキーホルダーまでくれました。

ということで、羅東出発です。

礁渓温泉

最初の目的地は「礁渓温泉」へ。礁渓温泉は台湾では珍しい平地の温泉地です。日本人はほぼ知らないのですが、台北からも近く多くの台湾人が訪れる温泉地です。高級な温泉宿もあってとてもにぎわっています。

今回はここで宿泊せずに足湯に浸かりに来ました。足湯だけでも十分雰囲気を楽しみ、ほっこりできます。

足湯も礁渓温泉には何か所もありましたが、今回はこの大通り沿いの足湯に来ました。

日本の足湯とほぼ同じ感じなのですが、微妙に高さがおかしかったり、温度差がありすぎたちしましたが、旅の疲れが一時でも取れた感じがしたのでノープロブレムです。でも、せっかく来たのなら1泊してゆっくり温泉に浸かりたい気分です。今回は台湾一周旅の寄り道でしたのでそれは次回ということで。

極東公園

さて次に向かったのはここ「極東公園」です。台湾最東端の公園らしいのですが、見ると公園の先がまだまだあります。バイクを停めた駐車場から歩いて行かなければならないようで今回はパスしました。
一応、台湾最東端ではなく、あくまで台湾最東端にある公園ということです。

南雅奇石

海岸線を走って次に訪れたのが「南雅奇石」
台湾東海岸で珍しい形の岩をだいぶ見てきたのですが、南雅奇石もかなり変わった岩でした。天候が悪く、相変わらずの強風の中、東尋坊のような場所で少し怖かったです。

九份

さて、いよいよ台湾東海岸ともさよならして内側に入ってきました。が、時間もかなりかかってしまって、ランタンで有名な十分は諦めて、九份へ行くことにしました。

実は台湾に住んでたりしていたのに、九份はまだ行ったことがありませんでした。そもそも私が最初に台湾を訪れたときには九份を知っている人がまわりにはいませんでした。それが今となっては台湾観光で絶対行くべき観光地みたいになったのは驚きです。

そんなこんなで、結構楽しみにしていた九份です。バイクで山道を登っていきます。山道の感じは台北の陽明山に似てました。道からこの街が見えるかと思ってたら、どこからも街を一望できる場所はなかったです。

バイクを有料駐輪場に停めて、歩いて九份の入り口へ。
なんかで、見た光景が広がります。それにしても人が多いです。お店は台湾のどこにでもあるようなお店なのであまり魅力は感じません。なんか制服を着た修学旅行生らしき日本人もちらほら。

有名なインスタ映えポイントに向かいます。

メイン通りを右に回るとそこにあったのは、人、人、人の群れ。
まともに歩けません。周りは韓国人らしき人が多く、韓国語でツアーガイドが何かを叫んでいて、後ろのツアー客がそれに答えるという何か異常な光景です。

ようやくここまで来ました。

ここで写真を撮るにも一苦労。いい加減にしろと言いたいくらい自撮りしまくっている女子たちが居座る時間が長かった。

この先にまだ有名な場所があるらしいのですが、人の多さに辟易して帰宅することに。

帰りの道も大混雑。韓国人ツアー客が次々とやってきて、帰るのも一苦労でした。

正直な感想です。もう2度と行きません。時間を変えれば人が少なくなるのかも知れませんが、そこまで私には刺さりませんでした。ただ話のネタとして行っておいてよかったとは思います。

※ちなみに「千と千尋の神隠し」のモデルとなったとか言う人も多いですが、公式に否定されていますので、言わない方がベターです

瑞芳美食街

九份観光から宿まで帰ってきました。宿のすぐ横にあるフードコートに夕飯を食べに出かけました。
すると外国人がひとりフラフラとグアバを食べながら歩いているので声を掛けました。彼はオランダ人で中国大陸の大学で経済学を学んでいる学生で、友達がいる台湾へ遊びに来たとのこと。彼は中国語があまり喋れなかったので会話は英語でした。こちらはあまり英語が得意でないことがわかってか、すごくゆっくりと話してくれたので色々な話題で話してくれました。彼は台湾を自転車で旅をしたことがあり、日本でもバイクを借りて旅をしたいと思っているなど。しばらく話をしていましたが、お互いに夕食がまだでしたのでお別れをしました。

瑞芳美食豊味肉羹

オランダ人青年との別れた後に美食街をフラフラして入ったお店がこちら「瑞芳美食豊味肉羹」
なんでも瑞芳の十大グルメにも選ばれたお店だそうで、期待が高まります。

↓そして頼んだのが乾麺(40元)と魷魚焿(60元)

乾麺は味は良いのですが、麺がふにゃふにゃです。板條とかのほかの麺だと美味しいかも。魷魚焿は焿なのにほぼとろみのないスープで、イカ以外の具はほとんど入っていないこともあってただのスープを飲んでいる感じです。

両方とも味は良かったのですが、チョイスに失敗した感じでした。

デリケートパフューム ルイファン ステーション

この旅で初めて前日に予約した宿です。昨夜の宿で予約をしていたので、当日予約ばかりしていたくせで日付を間違えて予約してしまいました。慌ててこの宿に電話をして間違えて予約した旨を伝えて、日付を変更できないかと問い合わせをしてみました。すると確認して折り返すということでしばらく待っていると無事に予約日変更OKとのことでした。断られても仕方ないと思っていただけにありがたかったです。

さてこの宿に予約しようと思ったのは瑞芳駅から近いということもあるのですが、写真で見たこの雰囲気でした。なんか中国の老街の中にある感じでこれは面白そうと思ったのでした。

場所は通りの飲食店の間の細い路地を進んだ先にありました。リノベーションはしてあるので、フロント、部屋はそこそこ綺麗です。フロントのスタッフの方も前日と違って終始にこにことされていてとてもフレンドリーでした。

部屋は家の中の奥にあり、こんな感じ。狭いですが、寝るだけなので問題なし。

とても良い宿だとは思うのですが、行った時期がとても寒い時期で、建物が古くて隙間風が吹いていて、なおかつ掛布団がペラペラで寒くて仕方がありませんでした。そして、アリが布団にまで侵入してきたい、朝早くから結構うるさいなど問題も多くあります。時期がよくて、1泊なら次もありかもしれません。宿の周りの雰囲気はとても情緒があります。また九份観光の基地として最適です。

まとめ

5日目終了です。
今日は羅東から瑞芳まで約90kmと走る距離は短かったですが、意外の時間はかかってしまいました。
そして東海岸から離れました。東海岸はとにかく寒くて大変だったのですが、景色は素晴らしく、寒ささえなければ走っているだけで楽しい区間でした。

九份は何回も行っている娘がこんなに混雑している九份は初めてというくらいに、大混雑な観光地でした。そのため、私的にはガッカリ観光地になってしまいました。台湾に住んでいた、もしくは何度も訪れた方からすると立地や眺望は素晴らしいかも知れませんが、街中にある飲食店やお土産などは特に目新しいものはありません。提灯のぶら下がった街は結構どこにでもありますし、私にはそこまで魅力的な場所ではありませんでした。事前にハードルを上げすぎたのがいけなかったのかも知れませんね。

明日は台湾最北端から西海岸を南下します。

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