日本円を台湾元に賢く両替する方法5選

2019年10月22日

台湾旅行、台湾移住、ともに台湾元がないと困ります。クレジットカードも使えますが、屋台などのローカルなお店は使えないところが多いですし、中国と違いキャッシュレス化もまだまだ進んでいません。

それと香港やタイと違って両替ショップがほとんどありません。なので、日本円を台湾元をお得に両替する方法は知っていても良いと思います。

今回はそんな賢く両替する方法を紹介します。

台湾元のレートは?読み方は?

まず台湾元の基本です。

・台湾元は「元」「圓」「NT$」「TWD」と言った表示がされます。

・今現在(2019年10月)のレートで1元=約3.57円。計算する時は3.5を掛けると大体日本円換算になると思います。

ただ両替する際に提示されるのは日本円1円に対して台湾元が0.281335と言ったようなレートです。これは簡単に言うと1万円を両替すると台湾元2813.35元になるよっていうことです。

ついでに元と書かれていますが、台湾では塊(kuai)を口語でよく使います。特に少額で使います。屋台ではよく聞きますので覚えておいても良いです。

・読み方は日本と同じで百、千、万、億となっていきます。日本と違うのは100円でも百と言わず必ず100円と言わなくてはいけません。千円も同じです。

それと200円の時の2は日本人のみなさんがよく覚えているイーアールサンシーのアーとはあまり言いません。200円はアーパイとはほとんど言わず、リャンパイ(liang bai)と言います。

・手で数字を表すこともできます。日本と台湾では指の出し方が1から5までは同じですが、6からは違いますので注意です

どこで日本円を台湾元へ両替できる?

日本の空港でも台湾元へ両替することも可能ですが、これはもっともレートが悪くお勧めできません。

では台湾到着してどこで両替できるかを紹介します。

空港にある銀行

これがもっとも簡単でわかりやすい両替の方法です。空港内には必ず両替のできる銀行窓口があります。探すまでもなく目につきます。

大体空港にあるのは台灣銀行か兆豐銀行と言う銀行になります。そのほかにもありますが、その場で日本円とパスポートを出せばその金額に応じた台湾元とレシートがもらえます。言葉は特に必要ありません。

※このレシートは台湾から日本へ帰る際にもし日本円に戻す場合に必要なのでとっておきましょう。

レートに関して言えば、悪くないけど良くもない、です。

台湾元や悠遊カードを持っていなくてMRTなどに乗れないという方は少額を両替する方法が良いかもしれません。

空港にあるATM

空港にあるATMでも両替はできるのですが、事前に申請が必要であったり、居留証を持っていなければできません。

ATMで両替でなく、カードで台湾元を引き出す方法です。

・まずひとつ目はクレジットカードの海外キャッシングを使っておろす方法。

VISAやMASTERに付帯しているカードがあれば簡単です。必要な分をATMで取り出して、その分をカード引き落としの際に返済するだけです。

レートはその時の為替レートにプラスしてカード会社によって違いますが、手数料が上乗せされます。

・ふたつ目は海外プリペイドカードを使う方法

クレジットカードと同じでATMで台湾元を引き出す方法は同じですが、プリペイドカードなので銀行に予めお金を入金しておくタイプです。

現金を引き出すだけでなく、お買い物などでクレジットカード同様に使うことができます。

予め銀行にある残高以上は使えませんので、海外におけるスキミングなどのカード事故を懸念する方にはおすすめのカードです。

市中銀行

台湾観光を楽しんでいるうちに台湾元がなくなってしまった。両替が必要だ!って時には市中銀行での両替が可能です。

銀行によって手数料がかかるケースもありますので較べてみます。

銀行手数料
郵局なし
台灣銀行なし
玉山銀行100元
國泰世華200元

郵便局ならどこでもありますので一番良いかもしれませんが、混雑している上にあまり言葉が通じませんので両替目的だけなら台灣銀行の方が良いです。

コンビニのATM

セブンイレブンやファミマにあるATMで台湾元を引き出す方法です。空港ATMと同様カードを使います。

コンビニATMの素晴らしいところは24時間いつでも好きな時に使えることです。

銀行窓口は夜は空いてませんし、営業時間外にお金がない!って時もよくありますのでこの方法を知っておくと便利です。

その為になんらかの海外キャッシングできるカードは作っておいた方が安心です。

市中にある両替所

最初に書いたように台湾には香港やタイのように両替専門のショップは街中でみかけません。

でも本当はあるんです。しかも、レートは銀行やATMよりもかなり良いです!
そして大事なことですが怪しい不法なお店ではないことですw

その最強の両替所は銀楼

銀楼とは金銀などを扱う貴金属店のことです。

外観はこんな感じで、本当に普通の貴金属ショップなのですがここで両替も可能なのです。怪しすぎるけど、本当に本当に本当ですw

ただ注意して欲しいのはどこの銀楼でも両替できるという訳ではない。これがややこしい。なので、事前に両替可能な銀楼をリサーチしておくことをおすすめします。

銀楼での両替はとても簡単です。

お店に入って店主に「換銭ファンチェン( huan qian) 」と中国語で言うか「exchange」と英語で言って、日本円から台湾元へ両替ということがわかれば、本日のレートのレシートを打ち出してくれます。

それを見てOKならば両替したいだけの日本円を出せば、レシートとともに台湾元を貰って終了です。

あまり日本では紹介されていることの少ない銀楼での両替ですが、私は銀楼での両替が一番多いです。なによりわずかでも銀行よりレートが良いっていうのはありがたいですものね。

(余談ですが、銀楼だけでなくお茶屋さん(茶行)でも両替できるお店がありますが、それが合法なのかはしりません。)

高雄で両替が可能な銀楼の紹介

高雄で両替可能な銀楼はいくつかあります。ここでは観光客にも便利な場所にある2店を紹介します。

億大珠宝銀楼

日本人観光客にも最近人気の自強・苓雅夜市の中ほどにあります。有名な「南豊魯肉飯」の3、4軒先くらいのとてもわかりやすい場所です。

しかも営業時間は夜21時までと夜市を楽しんでからでも十分に間に合います。

一時期金を買う中国人観光客で混雑していましたが、今は比較的落ち着いていますのですぐに両替できると思います。

春成珠寶

こちらは高雄で一番有名な観光スポット「美麗島駅」から歩いてすぐの場所にあります。

美麗島駅からは六合夜市まですぐですので、その前に台湾元に両替しておくというのにピッタリのお店になります。また春成珠寶のある通りがアーケード街になっており、ローカルなお買い物(ファッションのお店が多い)をするにも良いと思います。

私はここで両替することが一番多いです。レートも良いと思います。

ちなみにgoogleマップでは春成銀楼となっていますが、お店の看板は春成珠寶です

まとめ

日本円を台湾元に賢く両替する方法5選はいかがでしたでしょうか?

台湾もこれからはキャッシュレス化していくと思いますが、まだまだ現金主義です。

この記事が少しでもレートが良く両替できる助けになれば幸いです。また高雄に行かれる際には記事にある銀楼での両替をうまく利用して頂くと良いと思います。

※台湾は治安が良いと言われていますが、日本に較べるとそう安全でもありません。多額の現金の携行には注意してください。スリはあまり聞きませんが、置き引き、ひったくりは結構あるようですので。

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